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  • 2 0 1 9

    第574号

    アレルギー友の会 50周年記念に寄せて

    半蔵門病院副院長 アレルギー呼吸器内科 灰田 美知子先生

     創立50周年、おめでとうございます。みなさまの発足年度は私の医学部入学年度です。幼少時から海外生活が長く、さまざまな国の医療に接する一方、比較的恵まれている本邦の医療でさえ、3分診療と言われ、多くの疑問を残す医療であることも知りました。その後、医療への素朴な疑問から、医師になる道を選びました。

     医療を正しく行うには医師の研鑽が第一ですが、患者さんや、ご家族のご理解と協力も必須です。それには情報提供のための教育の場が必要です。

     アレルギー友の会は情報提供の担い手として多くの活動をされてきましたが、それは、今や、多くの医療者の手本となっています。その一方、患者会活動そのものは、まだ医療者側からも患者側からも必ずしも正しく理解されていません。

     今後、もっと公的なしくみを目指して変革が必要と考えており、我々もより良い医療環境の実現のため、みなさまの活動の進展に全面的に協力させていただければ、幸いと思っています。

    公益社団法人 日本リウマチ友の会会長 長谷川 三枝子さん

     日本アレルギー友の会は、1969年の発足以来、50年間の活動を続けてこられましたことに対して心より敬意を表します。

     この50年間の活動の中心は患者・家族がボランティアとして関わり、疾患に関する正しい知識・情報の提供、社会への啓発活動等、絶え間ない活動を積み重ねてこられました。

     また、この活動を、医療関係者や関係機関のみなさまのご指導・お力添えにより、支えられてきたことと存じます。

     そして、50年間の成果は、2014年にアレルギー疾患対策基本法が制定されたことで示されました。

     疾患対策基本法制定は出発点であり、現在、基本指針の作成を進める中で、医療提供体制や情報提供体制等に患者・市民の声を反映させるべく、代表者をはじめみなさまが貴重な意見をもって委員会などに参加している姿は心強い限りです。

     この国でアレルギー疾患をもつ人々が、さまざまな場面で安心して生きていける環境を整えるために、ますます力を発揮されることを期待するとともに、感謝申しあげます。

    笹本 惠市さん

     創立50周年、誠におめでとうございます。発足当時のことを知っている私としては、感無量の思いです。

     設立当初、私は20歳で同愛記念病院に入院しておりました。その後27年間、編集長・事務局長・副会長として友の会のお手伝いをさせていただきました。

     当時は、患者のベッドの上が事務局であり、病棟の赤電話が連絡網という時代でした。病院の食堂でメジヘラーを片手に、編集会議を開いていました。

     あの頃、会の運営を支えてくださった顧問の故渡辺勝之延先生が「病気をもっていても、より重症の患者のために何ができるのか、自分の存在意義を考えて世のため、人のために尽くせ」と説かれました。その先生の時代に先駆けた先見の明と熱い想いが、今の会の基礎を作る原動力になったのだと思います。

     日本アレルギー友の会の50周年をお祝いし、友の会の更なるご発展を心からお祈り申しあげます。

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