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    第581号

    ひとりのぜんそく患者として ~新型コロナウイルスに思う~

    ぜんそく担当療養相談員 佐藤 瑞穂

     昨年2019年12月、10年ぶりにA型インフルエンザに感染しました。もちろん予防接種は10月に行っていて、日頃の予防対策(手洗い、うがい、マスク)は当たり前のように行っていました。そのため、手洗いやマスクしか予防対策がないといわれる新型コロナウイルスの発生は、いつわが身に降りかかるのかと不安な日々を過ごしています。

     不安とは言いつつも、家に引きこもるわけにはいかず、普段通りの社会生活を行っていかなくてはならないのも事実です。有事だからこそ、療養相談員として、当会の事務所に全国からくる電話相談を受けるという使命も担っているつもりです。

     マスコミで連日報道されていますが、感染者数や場所ばかりが目立っていて、肝心な今後の見通しや開発中の薬など、患者が欲しがっている情報がほとんど出ていないような気がします。そのためいたずらに不安をあおられているイメージがあり、マスクや手指消毒液などが店からなくなってしまったのも頷ける話です。

     不安と言いつつも基本的な情報はもっています。ぜんそく患者がハイリスクなのは理解しています。しかし致死率も日常予防対策もインフルエンザと同様なのもわかっています。

     2009年の新型インフルエンザ(A/H1N1)の時は予防ワクチンを優先的に受けることができました。今回も早くワクチンが開発されて、いち早くハイリスク群の患者が接種を受けられるように願いたいです。

     また、気持ちが後ろ向きになってしまい、外出困難に陥っている患者もいます。昨今よく耳にする、かかりつけ医やかかりつけ薬局の普及や一部オンライン診療も認められています。今こそ、医療機関・調剤薬局が連携して例外的に在宅でオンライン診察、処方薬の配送が受けられる体制を望みます。こういう有事のために、医薬のかかりつけ制度が存在するのではと思うのです。

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