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    第576号

    日本アレルギー友の会の思い出

    創立50周年に寄せて

    アクセーヌ株式会社 学術グループ 森 保子さん

     創立50周年を迎えられたことを心からお祝い申しあげます。

     50年にわたりアトピー性皮膚炎やぜんそくなどアレルギー疾患の患者様に寄り添い、真摯に活動にご尽力してこられました日本アレルギー友の会のみなさまに改めて敬意を表しますとともに、みなさまのご健勝を心よりお祈りいたします。

     最初に勉強会のお話をいただいた当時は、「お悩みが深刻な患者様にとっては治療がまず最優先であり、化粧品がどこまでお役に立てるだろうか」と難しく感じたこともありました。しかし、アトピー性皮膚炎の治療ガイドラインが制定され、スキンケアの重要性が認識されていく過程の時期でもありましたので、「何を使うか」というモノ選びだけでなく「どのように使うのか」というノウハウをお伝えできることが、カウンセリング販売を行っている化粧品会社としてお役に立てることと思い、肌に負担をかけない洗浄・洗顔方法などのスキンケアやメイクアップ方法について勉強会を何度も実施させていただきました。直接患者様のお話を伺いながら一緒に取り組むことができる貴重な機会をいただきましたこと、深く感謝申しあげます。

     また、第23回アトピー性皮膚炎治療研究会シンポジウムの弊社共催セミナーに丸山様にご登壇いただき、患者様の率直な気持ちを、治療に取り組んでいらっしゃる先生方にお伝えいただいて、先生方が熱心に聞き入ってくださっている会場の光景を覚えております。とくに肌に負担をかけずに気になる症状や肌色をカバーするメイクアップ方法については、モデルも務めていただき、お化粧ができることによるQOLの向上についてお伝えいただきました。

     これからも、治療後のQOLの向上にお役立ていただけるような製品や情報のご提案に取組んでまいりますので、化粧品の面から患者様、先生方の治療にお役立ていただけましたら、幸いに存じます。

     日本アレルギー友の会様のさらなるご発展を心よりお祈り申しあげます。

    会員 桜井 修子さん

     私がぜんそくを発症したのは平成2年です。毎日発作を起こしていました。「○○散が効くよ」「気のせいでは?」と、親切心なのですが、的外れなアドバイスをくれる知人もいました。家人は「病院に行っているのになぜ治らないの?」と心配してくれました。何軒か病院を変えても治療法は同じです。祖母もぜんそく患者でしたが、治療法は進歩していないのだと気付かされました。

     ぜんそくに関する本を求めると「精神論」やら「合宿して毎日走る」などと書かれていて、仕事もやめ、子どもの参観日にも出席できない状態では到底受け入れられない内容でした。

     そんな折、新聞に日本アレルギー友の会の記事が掲載され、平成5年2月に会員になりました。会報が届くのを心待ちにしていました。通院していた総合病院の医師は移動もあり、医師によって風邪の投薬や対処に統一感がありませんでした。平成17年の「あおぞら」第404号「風邪への対処法」には、具体的な薬の使い方が書かれていて大変参考になり、記事は今も保存しています。

     講演会に出席したのは、複数の吸入ステロイドが選べる頃でした。処方されている薬に物足りなさがありました。Q&Aで相談すると、気管支の細いところに届くといわれている吸入ステロイドを提案されました。自分がマンツーマンで専門医のアドバイスをもらえるなど、想像していませんでした。

     近年、ぜんそくとの合併症、原因不明の息苦しさなど、主治医が対応できない相談を見聞きします。孤立無援の辛い状態が見てとれます。友の会が医療機関を紹介してから適切な治療ができた方がいます。スタッフの知識と経験もさることながら、心に寄り添う気持ちが強いのだと感じます。講演会の開催準備、会報作成の諸々の作業、そして、電話・メール相談、事務仕事もすべてボランティアです。友の会のイベントに参加するたびに感謝の気持ちでいっぱいになります。そして心強く感じています。

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