初めに、当会理事長の武川より一言
お越しいただかなくてもオンラインでお話ができることを嬉しく思います。患者さん同士でのお話は重要だと感じます。さまざまな不安や疑問も、患者同士であれば気軽に聞くことができます。みなさんが良くなるため、それを社会に訴えるために当会での活動をしていければと思います。
薬剤師の黒木先生からのメッセージ
新型コロナウイルスの感染防止対策で徹底的な手洗いなどが必要な中、とくに慢性的な呼吸器疾患をおもちの方にとっては、自己管理や十分な治療の継続が必要になります。万が一感染してしまった場合でも、ぜんそくのコントロールができているのといないのとでは、その後の経過に大きく影響します。また、いろいろな情報が流れていますが、惑わされず冷静に判断することが必要です。またみなさんにお目にかかれることを楽しみにしています。
#Q.上野さんにお聞きしますが、ご高齢にもかかわらずお元気なのには秘訣があるのでしょうか?
上野さん 私は88歳ですが、ここまでこられたのは、正しく治療をするということを徹底してきたからです。その積み重ねだと思います。
#Q.新型コロナウイルスの影響で何か生活に変化はありますか?
Kさん マスクはもともと一年中つけているのですが、今回、コロナの影響でマスクがなくなって困りました。手作りマスクをたくさん作りましたね。
Nさん 新型コロナウイルスがはやっていることによって、オンラインでおしゃべりカフェに参加してみなさんとお話をしたり、在宅ワークの普及で自宅でも仕事ができるようになることもあり、これからへの期待感もあります。
#Q.小さい頃からぜんそくをもっている方もいらっしゃいますが、今はいかがですか?
Sさん 小さい頃に比べて本当に良くなりました。今は会社にも行けますし、薬も進歩したのでコントロールもできるようになっています。
Mさん 小さい子どもがぜんそくですが、そういった話を聞くと安心できます。
Sさん 自分に合った薬を見つけることが大切だと思います。いかにコントロールできるかということですね。
#Q.ずっと息苦しさが続くことはありますか?
Hさん ずっと息苦しい状態が続くことはありますか?
Kさん 私は台風の前や梅雨の時期は息苦しさが続いていました。でも、お薬はしっかり使っているので、とにかく耐えていましたね。
Iさん 私も2年前にずっと苦しい時期があって、何をしても改善しないことがありました。その時に病院を変えて、原因を一から探すことになりました。そうしたらカビアレルギーが発覚して。それから家の中のカビを徹底的に除去しました。また、体内のカビの量を調べたり、カビを治療する薬も服用しました。そこからぜんそくが劇的に改善しました。原因を特定することは大切だと実感しましたね。(レポート 小森)