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    第589号

    2020年7月26日開催 ぜんそく患者オンライン座談会②

    テーマ「これからのぜんそく治療について」

    新薬の取り入れ方

    司会・栗本 池田さんの3剤配合の吸入薬は先生からの提案ですか。

    池田 そうです。現在、原因不明の気管支炎も併発しており、COPDの薬が有効ではないかと、テリルジーを服用しています。ただ、今は吸入薬で声がれがひどく困っています。

    栗本 声がれ対策では、うがいは必須ですが、吸入の前に牛乳を飲んで喉をコーティングするといいと、友の会の講演会で女子医大の多賀谷先生がおっしゃっていました。

    池田 以前「おしゃべりカフェ」で、薬剤師の黒木さんから、吸入薬を吸った後に食事をするといいと聞き、実践していますが、回避できていません。

    栗本 「それでもだめだったら、牛乳を飲んでみて」とおっしゃっていました。

    池田 早速実践してみます。

    武川 ただ、牛乳は、テトラサイクリン系の抗生剤などと一緒に飲むと効かなくなるので、薬の成分を考えて対応したほうがいいです。薬の種類によって、牛乳と一緒に飲むと効果が減弱するものがあります。

    池田 これからはいろいろな薬の選択肢が広がってくると思いますが、情報の最新化が必要という意味で、いろいろな勉強が大事だと感じています。

    栗本 薬など治療法はこれからさらにいろいろ出てくるでしょうね。

    池田 これから先は個別医療という時代がくるといわれており、期待したいところです。

    武川 主治医はみんなわかってくれているものと思いがちですが、主治医は大勢の患者を診ているわけですから、自分の状態をデータに基づいて整理して、その経過等について、気になったことが主治医に言えるような形で対応するといいかもしれないですね。それをつくづく感じます。増谷さんも池田さんも、そういったところは気をつけているでしょうけれども、さらに自分が気になるところを、いろんなデータに基づいて「自分はこうだと思いますが、どうでしょうか」と言われると、主治医はさらに答えやすくなるかもしれないですね。

    新薬の情報を得て、主治医と選択していく

    丸山 みなさんがゾレアやヌーカラを使っている中で、デュピクセントや温熱療法などいろいろ出てきた今、先生から勧められたものを全部やるのではなくて、ご自身の症状に合ったものを選んでいく必要があると思うのです。

     そういうことに対して、みなさんの意識として、新しいものはどんどんやりたいのか、それともよく相談して、納得した上でやったほうがいいのか、などの点はいかがですか。

    栗本 私は先生からの勧めという受け身ではなく、自分でも選択できるといいかと思います。受診のところでも話が出ましたが、先生とのコミュニケーションがしっかりとれて、納得いくまで話して、自分で選ぶことが大切だと思います。

    増谷 ゾレアは10年の歴史があるとはいえ新薬なので、始める前は不安で躊躇しました。副作用も気になり、先生に尋ね、開始後も相談しながら続けています。

     今後はほかの抗体薬の選択肢も出てくるかもしれませんが、その場合も、友の会などを通じてさまざまな情報を自分でも収集し、勉強していきたいと思っています。

    栗本 私も患者自身がしっかり勉強する必要があると思います。武川さんがよくおっしゃるリテラシーの向上ということになりますが、それには友の会も利用して情報を得ていただけたらと良いと思います。

    武川 同じ病気に悩んでいる人たちの話を聞き、患者同士が当事者間で情報共有することはかなりの価値があります。自分自身どんな治療を受け、継続していくのか、どんな目標を持って生きていくのかということを考えた時に、非常に役に立つと思いましたので、ぜひ多くの方に知らせて、多くの方と情報共有していけたらいいなと思っています。

    栗本 みなさん、今日はありがとうございました。(レポート 池田)

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